★ゴア・ガジャと3つの神、シンボル

 11世紀に作られたという、洞窟の寺院へ行った。
 入り口に注意書きがあった。見ると、
 「生理中の女性や流血しているものは不浄なので入っちゃダメ」
 というようなことが書いてある。
 何、ここまで来て!
 厳密に言うと 私は蚊に刺されたり何だりでダメの対象である。
 でも せっかくバリくんだりまで来て、
 腰巻きでこけそうになりつつ見に来たんだしなあ。
 お寺も見たいしなあ。一人で待つなんてやだしなあ。

 そういうわけで、私は 見なかったことにした。

 急な坂を下りていくと沐浴場があり、
 その横に でっかい顔のレリーフが口を開けていた。
 GAJAHというのは「象」とか「大きい」という意味らしい。
 確かに、その自然の岩を彫ったレリーフは
 ち密な豪華さこそないものの、かなり迫力ある力強さだった。
 私達は レリーフの口から洞窟へと入っていった。

 洞窟の中は 裸電球が細々とともり、
 奥に進むにつれ どんどん暗く、湿気がまとわりつく。
 突き当たりはT字路になっていた。
 左の突き当たりに ガネーシャ神の像がぼんやりと見える。
 顔が象さんだ。
 知識、学問などを司る神様。
 右の方には 岩穴に3つの石の塊のようなものがある。
 それぞれ火、水、風を司る神だそうだ。
 そして右の突き当たりに男根像。どうして、男なのかしら。

 ガイドさんは、
 「バリでは 女の人の足の裏に
  神様がいると考えられているから
  女の人を大切にする」と言っていた。
 洞窟の中に男の神、女の足の裏にも神。
 バリの神様は、実にいろんな所にいる。

 

もどる 日記トップ 次へ

手前が沐浴場。階下に3つの女性像が見える。
奥に口を開けているのが 洞窟の入り口。