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★ジェットスキーと海亀の島
マリンスポーツの締めくくりはジェットスキーだった。
これはかなり面白い。またやりたい。
パラセイリング、バナナボート、船でイルカと
徐々にグレードアップしたセットメニューだったが、
ジェットスキーだけで半日ぐらい乗りたい。
スノーモービルとは また違った爽快感。
ところで延々と書いてきた旅の日々の中で、
唯一 この島での出来事だけが異彩を放っている。
あの時もそう思ったけど、今考えてもやっぱりうさん臭かった。
もしこれからそこへ行く人がこれを見ていたら、
「あーこのこと。」と思い出して下さい。
では 旅の日記が続きます。
ジェットスキーの後ろにインストラクターが乗り、
いきなり海亀の島へと向かった。
びゅんびゅん飛ばす。
バリ的には 乗り物とは飛ばすものなのだろうかと思いつつ、
顔に波飛沫が当たっても お構いなしである。
途中から自分で運転をし、海亀の島へ着いた。
根拠はなかったんだけど、「海亀のいる島」といったら
ひっそりとした小さな島で、
白い砂浜に野生の亀たちが点在し、
「驚かせないように」と我々はヤシの木陰からそっと見守る。
そんなイメージを描いてしまった。
かなり期待していた。
だれもそんなこと、言ってなかったんだけどね。
現実的には 海亀たちはプールの中で飼育されておった。
いや、いかにバリといえども、野生動物の保護は重要課題なんだろう。
うんうん、それは分かる。これだけ観光化してるもんね。
しかし、そんな重要な事を管理しているここの人達、
大丈夫なんだろうか。なんか、ちょっと・・・怪しい。
つと、1人の兄ちゃんが海亀の子供をつかんで持ってきた。
!!いいの?そんなことして?!ダメなんじゃん?
おそるおそる 交互に亀と写真を撮る我々の背後から、怒声。
「アンタ、カメ反対でしょっ!甲羅が見えないでしょう、甲羅が!!」
振り向くと 大阪のおばさん。なぜっ??ここの従業員なんだろうか。
「あたしも観光!娘がこっちにいるから!」
そして娘さんがガイドをしてくれた。それを取り巻く従業員の方々。
「こちら主人・」「タイ人です。元従業員です。」
??
すごい所へ来ちゃったなあ、という感じ。
我々3人プラス5、6人で ぞろぞろと移動開始。
結局カメは最初だけで、あとはトリ、イヌ、サル、フルーツコウモリ云々
ついに ニシキヘビを首に巻いての記念撮影となってしまった。
もはや「カメの島」とは言えない雰囲気。
一通り見終わると、大阪のおばさんがヘビの皮もってけ、とすすめる。
「白い紙に包んで財布に入れとくと、お金たまるんだよ!もらってきな!」
スゴい勢いである。従業員そっちのけ。
この島は、明らかにこのおばさんに仕切られている。
さて帰ろうか、と思うと「ジュース飲んでいかないか」とすすめられる。
ふと 私達のガイドさんが「向こうで何も頼まないで下さい」と言ったのを
思い出し、丁重にお断りして帰った。結構しつこかったけど。
するとジェットスキーを降りる時、インストラクターさんがこう言った。
「あそこで何か食べた?」
いいや、というと
「よかったね、あそこじゃ何もたのんじゃだめだ。」
えーっ、何?何があるの??
後々分かったことだけど、そこで何か食べたりすると「亀の餌募金」というのを
要求されたらしい。10000Rpというから、結構な額だ。
餌?そこらに生えてる海藻、やってたじゃん!と思う。
しかも帰国後、バリ旅行記のHPを渡り歩いていたら ここの事が書いてあった。
「ニシキヘビと写真を撮るというので、噛まれたらヤダと断った。でも大丈夫大丈夫
噛まないよ・・といいつつ、ヘビの口にガムテープ巻いていた!何なのそれ!」
というのである。
きっと、あの人達だ!あの人達ならやりそうだ、間違いない!
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