ウブドの町中を一人でうろうろと歩いていた時のこと。
ちょうどガルンガン前日だったため、町の人達はみーんな忙しそうで、あちらこちらで飾りを作ったりせわしなく人が行き交っていた。
物売りの人やTAXI?の人達も、それどころじゃない、って感じで。

どんどん通りに立てられていく飾りが綺麗で、風に吹かれて揺れるのを見たり、店先を覗いたり、ちょっと小道に入ったところをぶらぶらしていた時。
後ろから声をかけられた。

振り向くと、おばさん。でもバリ人ではなさそう。ブラジル?アルゼンチンとか?そんなわけないか、でも観光客っぽい服装。
え、この人道尋ねているのかしら?私に??
え、違う?じゃあなんだ。
全然訳が分からない。しかし、訳の分からない会話は続く。
続くって言ったって、私のへなちょこ英語で、おばさん意志疎通できてるんだろうか。
以下、謎の会話。(お:おばさん、わ:私、じ:おじさん)

お:旅行で来たのぉーっ?(こんなテンションである)
わ:うん、旅行。
お:どこから?
わ:日本。
お:あらまあ!目がつっているから(目尻を引っ張って)チャイニーズかと思ったわ。
わ:はあ。いいや、日本人。
お:私日本に行ったわよ!友達も日本語少しできるのよ、私はできないけど!
わ:あー、そうですかぁ。楽しかった?
お:楽しかったわーっ!あなた日本のどこに住んでるの?
わ:北海道。知ってる?寒いよ。
お:まあ!北海道?ねえちょっとちょっと(おじさん登場)この人北海道だって!
じ:オー、ハジメマシテ。(握手)
わ:ハジメマシテ。
じ:私の兄弟が北海道のヒガシナエボにいました。彼女はヒラガナ、カタカナ、カンジ
  書けるし話も上手です。私は少しだけね、日本語。
わ:ヒガシナエボ?サッポロですか!雪がふって寒いでしょう。
じ:そう、寒いって言っていた。
わ:学校に行っていたの?学生?
じ:いや、違うけど勉強しに行っていたね。
わ:ふーん?
じ:その人、また日本に行くね、今度はセンダイ。
わ:センダイ!それはまた・・・。
じ:これからどこに行く?
わ:友達が待っているから、モンキーフォレストまで行く。(これはホント)
じ:そう、せっかく会ったから、友達も一緒にそこらでお茶でも飲まない?
わ:いや、待ってるから行くわ。
じ、お:まあまあ、時間もあるし。
わ:いや、旦那が待ってるんだ。(これはウソ)
じ:オー、それは残念。じゃあまたね!
わ:じゃーね。

何だかうさん臭そうな人達だったなー。何者だったんでしょう。
帰ってきてから気づいたけど、きっとああしてお茶でも飲んで、ぼったくったりするんではないかしら?考えすぎ?
そうしてうだうだと時間を費やしてしまったため、結局私はサッカー場あたりからモンキーフォレストまで走ることになった。
バリでは走るものではない〜〜!何でみんなゆっくり歩いているかよーく分かった。
汗の出方が尋常ではなかった。
「ナンデ、ハシッテイルー?」そりゃー聞くわ。誰も走ってないし。
「イソガシイー!」「ハッハッハー!!」


各家ごとに、通りにあったお供え。すごくきれい。
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