ビーズのこと

私とビーズの出会いは、遡ること20数年になります。小学生の頃って、一度は流行りませんでしたか?フェルトのマスコット作りだとか、編み物とか。一通りはやって、やってみて、過ぎ去って残ったのがビーズでした。こういうふうにHPで紹介する前から、何時作るともなしにきれいなビーズを見ると買わずにはいられませんでした。手元に置きたい。ばらばらのビーズがどんな風に変身するか、やってみたい。そんなこんなで買いためていたビーズはみかん箱半分以上ありました。

小さな頃は、文房具屋さんで売っていたセット物のビーズを買っては動物だの虫だの花だのをよく作りました。いまだに売っている小さな細長いケース入りビーズをこまこまと買っては缶に入れて、何を作ろうかと考えるのが楽しかったです。
こういうことを書くと「家遊びの好きな、女の子女の子した人だったのだな」と思われるかも知れませんが、全然違います。かなり男の子に近い、やんちゃな性格でした。これは未だに変わっていませんねえ。

何が好きって、ガラスが好きなのです。お酒の空き瓶なんかでも、きれいな色の物はどうにも捨てられないです。ガラスの色や質感に、どうしようもなく惹かれてしまいます。天気のいい明るい日に、窓際に並べたガラスのものを1人でぼーっと眺めていたりします。北海道小樽の「北一ガラス」、今はすっかり観光化してしまいましたが、こじんまりした一軒家しかなかった頃からの大ファンです。琉球ガラス、鮮やかな色彩が南のエネルギーのような気がして、わが家の飲み会用ビールグラスになっています。その他名前はないような小瓶やコップたちでも、きれいなものに目を奪われてしまいます。逆に精巧な彫模様がなされたカットグラスなどは、それほどうっとりしません。ああ、きれいだな、すごい手仕事だわ、と思うけれど、ガラス本体にはあまり関心が向きません。

2001年の春に、7年間働いていた前職を辞めた時。久々に学生時代からの友人3人で集まり、とめどもない話をしていました。バリ旅行にいったのもこの3人で、いまだに変わらぬ良いおつき合いの出来る友人たちです。その時は丁度皆仕事を辞めてフリーになっていて、さあこれから何をしようか?と各々期待に胸を膨らませていた時でした。
それぞれに全く違う仕事をしていたのだけれど、自由に使える時間の大切さ、という点では身に滲みて実感していた3人だったので、「せっかくできた時間なんだから、何かしよう!」という話になりました。今迄7年間、前だけを向いて突っ走って来たんだもの。それぞれにいろんな決断をして得たものは、ムダにはしたくないよね、と。

「何か作ったら?」と友達にいわれました。自分ではっとする程、自分でも忘れていました。もともと何か作ったり、絵を描いたりすることに生き甲斐を感じていたのに、この7年間でそういう気持ちがすり減ってしまっていたのかも知れません。
そうだ、何かしよう。ビーズだ!
あの時友達の後押しがなかったら、今こうしてHPを作ることもなかったでしょう。
心から感謝・感謝。

もどる   トップページにもどる